社会保険・協会けんぽ出産費貸付

社会保険・協会けんぽの出産費貸付の申請方法

出産育児一時金が支給されるまでの間の支払いに充てる為の資金を、出産育児一時金の８割相当額を限度として、無利子で融資を受けられる制度です。

■対象者
被保険者、被扶養者で出産育児一時金が支給される見込みで、予定日まで１ヶ月以内の方、もしくは妊娠４ヶ月（８５日）以上の方で、病院・産院等に一時的な支払いを要する方

■申請先　全国健康保険協会各支部（郵送での手続きも可能）

■振込まれる時期　申込みから約２週間程度

■出産費貸付金借用書

■被保険者証又は受給資格票など

■出産育児一時金請求書

受け取りは全国社会保険協会連合会に委任する事になるので、請求書の委任状欄に記名押印が必要。用紙は全国健康保険協会各支部にあります。この書類は貸付申込時に一度提出して、その後貸付金振込通知書と一緒に返却されます。

■出産予定日あるいは妊娠４ヶ月（８５日）以上であることを確認できる書類（母子手帳のコピーなど）

■医療機関等が発行した出産費用の請求書等（予定日まで１ヶ月以内の方は不要）

全国健康保険協会に受領委任してある請求書（申請時に提出したものが返却されます）で、全国健康保険協会に出産育児一時金の申請書をします。そして全国健康保険協会が代理で出産育児一時金を受け取り、その一部を返済金に充ててくれます。

清算後残った差額は、指定の口座に振り込まれます（請求書の提出から約２ヶ月後）。完了通知書、振込通知書、出産費貸付金借用書が送られてきて完了。

※融資を受けてから清算までに、住所・氏名・口座を変更したときは速やかに、申込み先の全国健康保険協会に届けでないといけません